昨日、『スーパーマン リターンズ』を観た、という記事を書いた
のですが、TB送信の際に、httpの最初のhを落として送信してしまい、
それ以降正常にTB送信ができません。さらに、TB履歴を削除するこ
とができないため、どうすることもできず、再投稿するしか手がな
くなってしまいました。
ただ、前の記事にはコメントとTBを既にいただいているので、前の
記事は削除せず、この記事へのリンクとして残しました。以下、本
文となります。(頼むよ、Seesaa…)
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あれは小学校6年生の時だったでしょうか?私の映画人生の出発点
である、『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』『スーパーマン』
の、3部作(笑)。『スーパーマン』は、今はなき渋谷パンテオン
で観ました。この3作がなかったら、私はここまで映画にのめり込
むことはなかったでしょう。
でも、クリストファー・リーヴの出演作では、『デストラップ 死
の罠』のほうがおきにですが。(^^
実は去年までは、あんまり期待してませんでした。なぜかというと、
監督がブライアン・シンガーだから。『ユージュアル・サスペクツ』
は別として、同じアメコミの『X−メン』シリーズなんて、俳優も
設定もいいのに、「なんでこんなにつまらなく撮れちゃうのかなぁ」
と感心するほど(笑)、演出がダメ。
『ロード・オブ・ザ・リング』のピージャクや、『スパイダーマン』
のサム・ライミと決定的に違う点。それは、ブライアン・シンガー
には、愛を感じないこと。ピージャクの『指輪物語』、ライミの
「スパイダーマン」に対する愛を、作品から感じ取れるのと違い、
『X−メン』からは、キャラに対する愛を感じられないんですよ。
もっといえば、きっとシンガーが「おたく」じゃないから、だと思
うんですが。(^^ゞ
まぁ、『X−メン3』(『X-MEN: THE LAST STAND』。またもわけ
のわからん、「ファイナル・デシジョン」なんて邦題はやめてくれ)
を蹴ってこの作品を撮った、なんて言われているブライアン・シン
ガーですが、ファムケ・ヤンセンやハル・ベリーからは、なかば公
然と「あの監督とは仕事したくない」と言われ、とくにハル・ベリ
ーは「X−メン3には出ない」と言っていたわけですから、最終的
には、蹴ったと言うより、撮れなかったのが本当のところだと思っ
たりも。
余談ですが、監督が変わって存在が極端に薄くなった『Xーメン』
のサイクロップスが、バイザー外してロイスの婚約者になっていた
のは、ちと笑ってしまいました(ジェームズ・マーズデンが出てる
のは知らなかったので)。
さて、そんな期待していなかった『スーパーマン リターンズ』で
すが、今年のゴールデン・グローブ賞を観て、「ぎぇー!早く観て
ー」と、考えが180度変わってしまったわけです。理由は、これ。
新スーパーマンに抜擢されたブランドン・ラウス(当時はブランド
ン・ルースでしたな)と、TVシリーズのスーパーマンでロイス・
レーンを演じていたテリー・ハッチャーがプレゼンターとして登場。
「あなたが新しいスーパーマンね」というギャグを絡めつつ、「忘
れ物よ」と、ベタな展開で(笑)、ブランドン・ラウスがメガネを
かけるわけですが、このメガネをかけた姿が、まさしく、私のイメ
ージする、「クラーク・ケント」そのものだったのです。
これまで見た写真や映像は、スーパーマンのコスチュームを着てい
た彼の姿ばかりだったので、動くクラーク・ケント(^^を初めて見
た衝撃は大きく、この瞬間から、もう、心待ちにしていたのです、
クラーク・ケント(スーパーマン、じゃないところがポイント)。
と、前置きが長くなりましたが、先行で見損ねたので、初日で見ま
した。以下、ネタバレあります。
結論から言うと、「やっぱりブライアン・シンガーだった」という
感じ。オープニングの音楽から、タイトルバックの文字が飛びてる
スーパー。少年時代とのクラークの描写。スーパーマンとしてロイ
スと「再会」する際の、タバコ。フライング・デート。ピューリッ
ツァ賞を受賞したロイス(『スーパーマン2』ではこの賞欲しさに
エッフェル塔のエレベーターにしがみついてました)。スーパーマ
ンとしてロイスに話すことはできないクラークのジレンマ(タクシ
ーを拾うシーンで、ロイスにスーパーマンの事を話すクラークの描
写はよかった)。ラストのスーパーマンを写すアングル、等々。こ
れでもか、というくらい、「1、2」を意識した作品になってます。
ただ、「1、2」へのオマージュは感じられても、肝心の「スーパ
ーマン」というキャラ自体への愛が、どうも感じられない。最後の
エピソードは全く余計。スーパーマンが病院に担ぎ込まれるなんて…。
私としてはやっぱり許せない展開でしたね。だから、ロイス以外に、
心配してくれた市民にお礼も言わない、何だか失礼な奴なの? ス
ーパーマン、という、悲しい結果になってしまった。あの展開なら、
何らかのフォローがほしかった。ドック・オクに敗れ、素顔をさら
したスパイダーマンに、助けてくれた人々が「誰にも言わないよ」
と言い、ドック・オクからスパイダーマンを守ろうとし、傷ついた
ピーターも彼らを必死で守ろうとする、『スパイダーマン2』とは、
やはり違うなぁ、と。
さらに、逃げたレックス・ルーサーが文字通り、放置されちゃうの
はどうなんでしょ? 刑務所に送るなり、お灸を据えるなり、なに
かしらスーパーマンがやってくれないと、どうにも消化不良感がぬ
ぐえません。手下が全部岩の下敷きで死んじゃうのもどうかと。パ
ワーを失ってぼこぼこにされたスーパーマンが、パワーを取り戻し
て彼らに「ちょいと」反撃し、でも殺さずに逮捕させる、というの
が、ヒーローとして相応しいんじゃないかなぁ。それとも、例の事
件以降は、そんな甘っちょろい展開じゃ受けないんでしょうか?
あぁ、別の監督に撮ってもらいたかったなぁ。もちろん、ティム・
バートンはちょっち勘弁ですが(笑)。彼が撮ると、別の方面で、
キャラの愛情が発揮されちゃうので。ダークな『バットマン』はい
いとして、クリーンなスーパーマンはあわなそう。ケヴィン・スミ
スあたりは面白そうだったけど。スタジオがOK出さないな、きっ
と。
ブランドン・ラウスは、もう、彼を見つけてきた人物に大拍手。ク
ラーク・ケントを演じる彼は、無条件に素晴らしかったです。ロイ
スが婚約したことを知ってショックを受けるシーン。ロイスがぶち
まけたハンドバッグの中身を拾うとき、メガネを落としてしまい、
一瞬、スーパーマンに気持ちが戻ってしまう時。前記した、タクシ
ーを拾うロイスに、スーパーマンの気持ちをロイスに代弁するとき。
そして、スーパーマンとしてロイスと気持ちを通わせるフライング
・デート。彼がいなかったら、この作品は成立しなかったでしょう。
ケイト・ボスワースは、オーランド・ブルームと一緒の写真ばかり
見ていたので(笑)、「こんなケバいねーちゃんがロイスで大丈夫
なのか?」と思っていましたが、おでこを出すヘアスタイルがこと
のほかお似合いで、思ったよりずっと、クラッシック・ビューティ
ーでした。旧作のマーゴ・キダーが、ちょっと「おばさん顔」だっ
たのに比べて、彼女の雰囲気は現代のスーパーマンにあっていたと
思います。でも、来日したときや、オーリと一緒のフジロックは、
ひどい顔でしたね。(^^ゞ
ケヴィン・スペイシーは、相変わらずそつない演技でしたが、旧作
のジーン・ハックマンが演じたキャラと違って、頭がよすぎるとい
うか、ちょっとおまぬけな感じが全くなくなってしまったのは残念。
部下もミスなくいろいろやっちゃうし、ルーサー自身にスキがなさ
すぎて、面白味に欠けた印象。ロイスと対峙するシーンがとてもよ
かっただけに、あのノリをもっと他のシーンでも出してほしかった。
でも「くーーりっっっぷとないと!」の巻き舌は、見事でした。
(^^ゞ
しかし、あんなに「1,2」を観ていない人に不親切なストーリー
で、大丈夫なんでしょうか?ちと心配。思いつくだけでも…、
1.スーパーマンとクリプトナイトの関連
2.ルーサーはなぜ北極の「スーパーマンの家」に行けたのか
3.ロイスはなぜ、クラークがスーパーマンと知っているのか
4.ルーサーが簡単にクリプトナイトを入手できた訳
5.ルーサーがなぜ刑務所に入れられたのか
6.ルーサー、スーパーマン、ロイスの関係
7.ロイスの子供の父がスーパーマンの訳
8.そのことをルーサーが疑うのはなぜか?
9.そもそも、クラーク、ロイス、スーパーマンの関係
出生の関係を省いたとしても、これだけ疑問に思えちゃう箇所が出
てきちゃうのでは、知らないで観た人が気の毒と思っちゃいますけ
どねぇ。
船が沈むシーンで、ロイスが死んだ!?と思わせるところがあります
が、まさかまた地球を逆回転させるのか?とか、余計な心配をしち
ゃいましたけど(笑)。もっとも、前半のシャトル暴走事件で、あ
れだけ飛行機内で頭ぶつけまくって平気だったロイスなら、問題な
いのでしょう、きっと。(^.^)
いろいろ批判的なことを書きましたが、ダメダメだったということ
はなくて、シャトル暴走事件なんて、映像技術の進歩もあって凄い
迫力だし、スーパーマンの活躍はスカッとして気持ちいい。総合点
としては、「リターン」してよかったです。
となると、当然続編、でしょうが、これについては反対。監督が交
代するなら観てみたいですが。また旧作みたいに尻すぼみになった
り、監督交代のゴタゴタでロイスの出番が減ったり、みたいなのは、
もう勘弁。きれいなままで終わらせてくれ。
と思っていたら、どうも続編はピンチみたい。
eiga.com
「スーパーマン・リターンズ」続編、製作ピンチ
J・J・エイブラムスに撮らせてみる、とか…。(^_^;)



初めましてですけど、TB頂きました。
大変ですね!投稿のトラブル。
こちらにTBさせてもらって良かったですか?
もし、NGならサクッと行ってくださいね。
ケイト・ボスワースはすごくクラシックに馴染んでましたよね。
よく化けました!って感じですか?さすがに女優さんですね。(笑)
ブログにTBありがとうございました。
スーパーマンに結構思い入れがある方とお見受けしました。
この映画はそんな人には是非観てもらいたい映画ですね。
jamsession123goもしっかり堪能しました。
危なげな続編ですが、是非とも製作してもらいたいですね。
トラックバックありがとうございます。
結構お約束が削られていたような気はしますが、本国ではそれ位浸透しているという事なのでしょう。むしろ動きはダイナミックに、物語、恋愛は古典的に作ったのかなぁと思いました(^^ゞ
ミストさんのブログにTBさせていただきましたが、またもダブって送られてしまい、思わず「再々投稿か?」と、冷や汗が出ました(笑)。どうやらそれは免れたようです。
TBはもちろん大歓迎ですので、ご心配なく。
ケイト・ボスワース、来日時とのギャップにビックリです。ホント、さすが女優さん、といった感じですね。(^.^)
自分ではそんなに思い入れはないと思っていたのですが、こうして文章にしてみると、案外そうじゃないことに気がつきました(笑)。
ちょっと監督に不安&不満ありですが、続編が製作されたら、観てみたいです。
なるほど、確かに映像は先進的でも、ストーリーは古風そのものでしたね。やはりスーパーマンは、アメリカン・ドリームの象徴なのかな。
ちょっと映像にお金をかけ過ぎちゃって、続編ピンチのようですが、続編を作るならもう一工夫が必要かもしれません。(^_^;)
3.クラーク=スーパーマンとばれるシーンがパート2に有りますが、2のラストで記憶操作をしているので「スーパーマン=クラーク」だと思っていない(暗示をかけた)
6以降リターンズはパート2の続編なのでまとめてみるべし
これからTBするので私のところで回答が・・
パート2を見るのであればうちの記事等、見ない方が良い。
ってもう遅いかもしれませんが
パート2に、記憶操作のシーンなんてありましたっけ?いやー、全然覚えてないなぁ(笑)。最後にながーいキスのシーンがあったけど、あれがひょっとしてそうだったのかしらん?
DVDが出たら、その前に1と2をもう一度観てから、鑑賞します。(^^