2006年03月21日

『ブロークバック・マウンテン』を観た

うーん。何だろう、この想いは。感動したのではなく、泣いたので
もなく、でも、やるせないというか、切ないというか。

ちょっとだけネタバレあります。お気をつけください。



陳腐な言い方だけど、好きになった相手が、たまたま男性だっただ
け、ということ。本当に好きな相手と一緒にいられないというのは、
何にも増して耐え難い事だと。


アン・リーの監督作品では、『いつか晴れた日に』がおきにで、
『グリーン・デスティニー』は大嫌いな私ですが、この作品は間違
いなく、彼の代表作でしょう。「泣き」「感動」を徹底的に排除し
(少なくとも私にはそう思えた)、主人公二人の葛藤を、淡淡と、
静かに、丹念に描いていく演出は、二人が心を解放する美しい山々
と相まって、見ている者の心を打ちます。


センセーショナルな題材故、主人公二人が関係を持つシーンなどは、
どうやって描くのだろう、という興味もあったのですが、何という
か、「特別なことなんて何もない。ただお互いがお互いを求めるだ
け」といった、素直にそう思えてしまう描写、ヒース・レジャーと
ジェイク・ギレンホールの演技は、素晴らしかった。

関係を持ってしまった時より、その翌晩の激しいキスや、別れる時
の殴り合い、ジャック(ジェイク・ギレンホール)のサイドミラー
を見る表他、イニス(ヒース・レジャー)の別れた後の嗚咽、そう
いったシーンが、二人の結びつきの深さを表現していて、切なかっ
た。特に結婚して子供が二人いるイニスが、妻アルマ(ミシェル・
ウィリアムズ)に求められ、後背位、つまり、ジャックと関係を持
ったときと同じ体位で交わる、というシーンは、イニスがジャック
を忘れられないという暗示で、強烈でした。

(お世話になってるのになぜかパダワンの秋林さんより指摘あり。
イニスがアルマにしたことは、ジャックにしたことと同じ、だそう
です。ちょっと詳しくは書けませんが…。伏せ字にするのもなんで
すし…。)



ミシェル・ウィリアムズがいいですね。夫であるイニスが、ジャッ
クと激しくキスをするのを見てしまい、動揺するシーン。さらに、
離婚したあとで、真相を話すシーン。「釣造竿につけた手紙」につ
いてイニスを責めるシーンは、なんともやりきれない想いでした。
もし、イニスとジャックの関係に気づかなければ、夫婦円満で過ご
せたのでしょうか?

イニスがジャックの両親を訪ねるシーンは、何とも言えぬ緊張感と、
それぞれの想いが交錯するようで、ただただ圧倒されました。紙袋
をそっと差し出す母親。アン・リーの繊細さには感服します。


ゴールデン・グローブ賞で何回も聞いたテーマ曲が、中盤、ここぞ、
と言うときと、そしてラストに流れ、素敵な余韻を残します。音楽
がいいです。サントラ、買っちゃおうかなぁ。

ひとつ残念なのは、展開がちょっと急なこと。次のシーンですでに
4年後、さらにまたすぐ数年後、といった感じで、流れがあまりに
早くて、少しついて行けない所がありました。とはいえ、上映時間
を長くすれば解決というわけでもなく、仕方がないのかも、という
気も。


デートムービーには不向きだし、爽快さともエンターテイメントと
も無縁で、人に勧めにくい作品ではありますが、見終わった後きっ
と誰かに話したくなる。そんな作品でした。事実、私は奥さん相手
に、30分ほど話し込んじゃいました(笑)。


P.S
秋林さん、残念ながら予想は外れです。『クラッシュ』ではなく、
文句なく『ブロークバック・マウンテン』に一票。(^.^)

原作を読んだ後の記事は、こちら。

『ブロークバック・マウンテン』原作を読んだ
(ただし、ネタバレあり、ご注意下さい)
posted by ラフ at 23:59 | Comment(25) | TrackBack(40) | 映画鑑賞日記:ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント(「視聴室」はNGワードです)
こんばんは〜。

ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールによる同性愛を描いたカウボーイ映画があると知ったのは、昨年の夏ごろでした。そのときの情報は、カウボーイと云っても、ひとり(イニス)はロデオカウボーイ、もうひとり(ジャック)は内にこもるタイプの牧場労働者という設定程度だったので、いままでの彼らの出演作を考えると、こりゃイニスがジェイクで、ジャックがヒースなんだろうなと思ってたんです。そしたら逆で。その後、原作読んだら「ああ、逆で正解だわ」と思いました。

(以下、ネタバレあり)



>妻アルマ(ミシェル・ウィリアムズ)に求められ、後背位、つまり、ジャックと関係を持ったときと同じ体位で交わる、というシーンは、イニスがジャックを忘れられないという暗示で、強烈でした。

これね…お気づきになりました?
体位というより、ジャックに対して行ったことと同じことをアルマにしているんですよ(意味おわかりになります?)。アルマにとって残酷極まりない行為です。原作では「イニスは彼女が嫌がる行為を素早く行った」、そして「あなたの好きなやり方では子どもはできないでしょうよ」というくだり、そしてアルマのセリフがあるんです。それってつまり……。

この映画について、「行間映画だ」という評をよく聞きます。雄弁なのは、セリフじゃなく淡々とふたりを映し出す映像で、余計なものは排除されています。感性で観るというか。原作もまったく同じで、実は描写がわからない箇所がいくつもあるんです。読む側は「たぶんこう云いたいんだろうな」と察しながら読む…状況説明や形容詞が多ければいいんだという小説からかけ離れています。

イニスはとても孤独、淋しくて淋しくて…「咳しても一人」。でも不幸じゃない。彼が自ら選んだのですから。私にはそれがせつなくてたまりません。

それだけに、ラストシーンのイニスのセリフが…あの付けたし以外のなにものでもない日本語字幕が、私には大ショックでした。イニスは絶対にあんなこと云わない。「永遠に一緒だよ」なんて甘いこと、実際に思ってたとしても、絶対云わない。なにに誓うか云わない(云えない)のが、イニスという人間です。なのに…。でもほとんど人があの字幕に満足しているようです(そのほうがわかりやすいからでしょうね)。

イニスじゃないけど「我慢するしかない」のかな…。
Posted by 秋林 瑞佳 at 2006年03月22日 22:55
ラフマニノフさん、はじめまして。
TBさせていただいたら、文字化けしてしまいました。すみません。

夫に一緒に行こう、と誘ったら、ゲイの話なんかイヤだ、と言いまして、ひとりで観に行きました。
見終わった後、ラフマニノフさんも仰っているように、
誰かと話がしたい、と思い、
今日は、あちこちのブログにお邪魔してお喋りさせていただいてます。

>(意味おわかりになります?)
わかりました。わたしも、あのシーンは、そうだと思いましたわ。
わたしも、一応、「妻」の立場にいる人間ですが、
長年、妻であるせいか彼らの言うに言えない思いにばかり、
肩入れしてしまいました。
長々、お邪魔しました。
Posted by 悠雅 at 2006年03月22日 23:04
秋林さん、こんにちは。

って、ご自分のブログには未だ記事を書いてませんが、こんな駄ブログのコメント欄に詳細を書いていただくのは嬉しゅうございます、なれど、ご自身のブログにも感想を書いてくだされませ。(^.^)

ロデオ=ジャック、牧場労働者=イニス、ですよね? 確かにヒース・レジャー=『ナイツ・テール、じゃなくて、ロック・ユー』、ジェイク・ギレンホール=『ロケットボーイズ、じゃなくて、遠い空の向こうに』だと、逆だと思えちゃいますな。

ヒース・レジャーは、『チョコレート』があったっけ。と、脱線。


>これね…お気づきになりました?

絶句…。気がつかなかった…。そうだったんですねぇ。


この作品は、なぜか、思い出すと、辛くなるんですよ。こんな作品は初めてかもしれず。こんな夜中にひとりでパソコンに向かってキーボードなど叩いていると、余計にそうなのかも。

>それだけに、ラストシーンのイニスのセリフが…あの付けたし以外のなにものでもない日本語字幕が、私には大ショックでした。

プログラムには、「ジャック、僕は誓うよ」と、書いてあるんですが。

なっちもそうですが、セリフが分かりにくいからと言って、字幕翻訳者が自分の解釈を介入させるのは、作品に対する、ある意味冒涜ではないかと思うことがあります。直訳しろとは言いませんが、例えば二通りに取れるセリフは、二通りに取れるように字幕にしてほしい。観ている人の想像に任されたセリフなら、想像に任せられるようにしてほしい。

私は最後のセリフは、ちょっと違和感を感じました。あのシャツに込められた想いは、「永遠」とは少し違うのではないかと。乱暴な言い方をすれば、永遠に一緒、なら、自分も自殺してしまえばいい、なんていうふうにも考えられちゃいますし。


>イニスじゃないけど「我慢するしかない」のかな…。

まぁ、1870年代のオペラ座でも中世の王国でも昔々のはるか彼方でも同じようなことが起きてますから、我慢するしかないのかもしれません。
Posted by ラフ at 2006年03月23日 00:20
あ!間違えた!

>ひとり(イニス)はロデオカウボーイ、もうひとり(ジャック)は内にこもるタイプの牧場労働者

ロデオカウボーイ→ジャック
牧場労働者→イニス

ですね。私としたことがっ!
Posted by 秋林 瑞佳 at 2006年03月23日 00:24
悠雅さん、こんにちは。

文字化けの件、ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。これはこちらのブログ、というか、seesaaのせいです。手動で修正させていただきましたので、ご安心ください。m(__)m


>夫に一緒に行こう、と誘ったら、ゲイの話なんかイヤだ、と言いまして、ひとりで観に行きました。

一般的にはそうなっちゃうのは仕方ないでしょう。ちなみに我が家の場合、うちの奥さんは、4/1の1000円デーで、『ブロークバック・マウンテン』か、『ドラえもん』のどちらかを選ばなければならないという、本人にとっては辛い決断を迫られ、結局ドラえもんになりました。子供がいるとなかなか外出できないので。あ、うちの奥さんは『ドラえもん』のファンなのです。

っと、話が脱線してしまいました。(^.^)

この作品はテーマの特異性もありますし、観た人は、「単なるゲイ映画と思っている人」の誤解を解いてあげたくなるのかも、なんて思ったりもします。そして何より、作品の質の高さが、誰かに話したくなる要因なのでしょう。


>わかりました。わたしも、あのシーンは、そうだと思いましたわ。

このブログはなぜか女性の方がコメントをくださる率が高いのですが、女性は男よりはるかに視点が広いと常々感じます。あ、それとも私が単にダメダメなだけなのか?(笑)


またもブロークバックの山々に思いをはせるわたくしです。はぁ(ため息)。
Posted by ラフ at 2006年03月23日 00:36
ども。

2回も間違えてるし!<イニスとジャック


>プログラムには、「ジャック、僕は誓うよ」と、書いてあるんですが。

映画セリフは原作のままです。“Jack, I swear...”(「ジャック、俺は誓う…」)

つまり、イニスはなにに誓うのかを最後まで云ってない。イニスはなにに誓うかを云うような人間じゃない、そして誰かに誓わせるような人間でもない。そこまでイニスに云わせないところがせつないんです。映画は原作をよく理解して作られていて、アニー・プルーも絶賛してるのに…。

私これね…松浦美奈さんはそんな人じゃない、字幕翻訳者が悪いんじゃなくて、もしかしたら配給会社が最終的に付け足し依頼をしたんじゃないかと思ってるんです。わかりにくいから、って。それに観客の大半であろう女性は甘いのが好きですからね。そんな甘さは必要としていないのに、みんな「付いてよかった」て云ってる。私はそれが信じられません。

師匠、日本語訳を読んでない私が云うのもなんですが、集英社から400円で原作が出てるので、オススメします。傑作だなんてなかなか云わない私ですが、これは傑作です。これ以上の短編小説にもう出会えないんじゃないかと思ったくらい、私は打ちのめされました。短いからあっという間に読めますし、原作と違って映画ではかなりアルマがフィーチャーされているということもわかります。ヒースはまさにイニスのまんま、ジェイクは原作とはルックスが違うけど、彼のほうが色気があって良かったなと(笑)。
Posted by 秋林 瑞佳 at 2006年03月23日 00:49
秋林さん、こんにちは。

2回ダブりコメントかと思って、2回目を削除しちゃいました(笑)。修正コメントは、修正しておきました。ってややこしいな。(^.^)


>私これね…松浦美奈さんはそんな人じゃない、字幕翻訳者が悪いんじゃなくて、もしかしたら配給会社が最終的に付け足し依頼をしたんじゃないかと思ってるんです。

プログラムで、「字幕が作品を汚す云々」という事を彼女が書いてますが、ひょっとしてそういう事なのかも?と推察したりも。


>師匠、日本語訳を読んでない私が云うのもなんですが、集英社から400円で原作が出てるので、オススメします。

了解。パダワンお勧めとあらば、買わないわけにはいきませんな。早速、本日会社帰りに書店に寄ってみます。
Posted by ラフ at 2006年03月23日 10:54
今晩は☆お久し振りです。^^
今回は無事にTBをいただけてホッとしています。^^:

>好きになった相手が、たまたま男性だっただ

私もそんな印象を受けました。
だからこそ、主人公の二人が余計遣り切れないというか…。
ただそんな「普通の恋愛」だからこそ、イニスとジャックよりも二人の妻に目がいってしまいました。
特にイニスの妻が離婚後に話す「釣竿の手紙」これは一番切なかったです。
う〜ん、まとまりがないコメントですみません(汗)
Posted by ルーピーQ at 2006年03月25日 23:55
ルーピーQさん、こんにちは。

最近、またもトラバが不調なんですが、今回はうまくいってよかったです。(^.^)

この作品はいろいろと話したいけど、うまく相手に伝えられない、という感じです。

アン・ハサウェイは頑張っていたけど、やっぱり他の3人とは実力の差がでてしまっていたような気がしました。

アルマの「釣り竿の手紙」は、思い出しても切ない。私の中では最後のシャツよりも、こちらのほうが胸を締めつけられました。
Posted by ラフ at 2006年03月27日 01:21
こんにちは♪
この映画って後を引く気がします。
見終わった直後よりも、数日経ったほうがより一層思い出して味わうことができるみたい。
シャツのエピソードですが、重ね方を変えたのが私にはとても良かったわ。
Posted by ミチ at 2006年03月27日 11:26
ミチさん、こんにちは。

そうなんですよ、この作品、見終わって時間が経ったほうが、何か切なさが増すんですよね。不思議です。

シャツのエピソードですが、実は映画を観たときは気がつかなかったです(情けない)。プログラムを読んで、「ああ!あの時なくしたと言っていたシャツか!」と気づいた次第です。m(__)m
Posted by ラフ at 2006年03月27日 17:19
ラフマニノフ様、初めまして。
悠雅様の所から飛んでまいりました。

思うところありまして、日にちをリニューせずにこっそりと追記を重ねている記事からではありますが…TBさせていただきました。

もう一度見るには苦しい作品です。
胸が締め付けられて…
結構見栄っ張りなもので、なかなか涙腺を全開にできないので、その辺も辛いところです。
一人で観に行ってもきっと涙をこらえてしまうのだろうな。

エピソードの一つ一つが染み入ってくる、素晴らしい作品に出会えて…良かったと思っています。
Posted by Elie at 2006年03月29日 17:08
Elieさん、こんにちは。

先ほどElieさんのブログにコメントをしたのですが、丁度入れ違いでこちらにコメントが。(^^


>もう一度見るには苦しい作品です。
胸が締め付けられて…

いろんなところで書いてますが、なぜか切ないんですよね、この作品。未だに理由をはっきり言えないのですが。

理由が分からないだけに、余計辛い、というのがあったりします。私もちょっと時間が経たないと、もう1度観に行くことはできないかもしれません…。
Posted by ラフ at 2006年03月29日 17:25
ラフさん、こんにちは。
やっと「BBM」感想へのコメントをしに来ました。が、なんと書いていいやら。
とにかく、既婚男性で、こんなに好意的な意見でいらっしゃるだけで感激というか。ゲイと聞いただけで拒否反応、って方が多いですものね。でもそれで見ないのは勿体ない映画です。

とはいえ、これほど賛否両論な映画も珍しく。私もカルトなヤツ、とドンビキされてるんだろうなあとぼんやり思いつつ、「BBM」道まっしぐらです。来週は8回目に行くこと必定。

>「泣き」「感動」を徹底的に排除

そうなんですよね。「泣き」はともかく安い「感動」を許さないですよね。私は3回目まではよく泣いてしまいました。途中まではドライアイの如く、なんですが、最後の逢瀬で二人が本音をぶつけあう所では。どうも私、こういう本音でぶつかるシーンに弱いようなのです。特に「BBM」の場合、イニスもジャックも。どちらの気持ちも分かるものですから。

>見終わった後きっと誰かに話したくなる。

これも「BBM」の際立った特徴かと。私など最たるもので、見る前から自ブログで語りまくってますから。
初めて見た日は連れがいたので、3時間ぐらい語りましたねー。それでも全然足りず。

必ずもう1度見ると誓ってくださいね。拙ブログへのコメントで、前向きに検討されてると分かって嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしく。
Posted by びあんこ at 2006年04月07日 20:01
び***さん、じゃなくて、びあんこさん、こんにちは。

別記事で誓っておきましたので、ご安心くだされ(笑)。

10年ほど前の職場で、に少し年上でしたが、ゲイの方がいらして、彼氏と一緒にみんなで酒を飲んだりしたので、ゲイということに拒否反応はなかったりします。

その方、かっこよくて仕事はできて、正直自分が持っていたゲイの方のイメージでは全然ありませんでしたから。ちなみに私は全くタイプじゃないので、心配いらないと言われました(笑)。

作品の質の高さに加えて、ゲイがテーマという特異性、アカデミー賞作品賞の『クラッシュ』との対比、監督がアン・リーという点(ハリウッド映画ではない)などが、この作品の評価をはっきりと二分させる原因かなぁ、なんて感じます。

っと、また長くなりそうなので、続きはまた別の機会に。(^^
Posted by ラフ at 2006年04月08日 00:40
ラフさん、こんばんは。
ひえ〜〜。
ここ、はじめて見ましたが、皆さんのコメントの長いこと!
それをみて、やっぱり賛否ではなく感覚であり、解釈かな?と思った次第です。

女性的視点からいくと、やっぱりアルマの釣り道具のエピソードにはぐっとくるものがありましたね。
イニスのその時の怒りは一体何に対してのものだろうか?と思ってみたりもしたけれど、これはいまひとつしっくりくるものがありません。
ラフさんの見解はいかに?

私のは的外れな記事になっているかもしれないなぁー。
Posted by たいむ at 2006年04月11日 21:09
たいむさん、こんにちは。

>ここ、はじめて見ましたが、皆さんのコメントの長いこと!

いろいろなところで書いてますが、この作品の特
徴ですよね。とにかく、気に入った人は語りたく
なる。受け入れられるか、否か。それ故、評価が
真っ二つなのかなぁと思ったり。

>イニスのその時の怒りは一体何に対してのもの
>だろうか?と思ってみたりもしたけれど、これ
>はいまひとつしっくりくるものがありません。
>ラフさんの見解はいかに?

ひゃー、難しいなぁ(^.^) あのシーンでは、私
はイニスの心情は考えなかった…。えっと、次回
登山までの宿題とさせてください。m(__)m
Posted by ラフ at 2006年04月12日 00:44
はじめまして。
びあんこさんのサイトから飛んで参りました。
ここに来て、『アルマのあの釣竿にメッセージ』のエピソードが、切ない・・・という意見をお伺いして、私のように、感じるものはやはり少数派なのかなあ??と感じています。
私はあのエピソードは、悪魔的だと感じているひとりです。少なくとも『せつなさ』は感じません。
女は男の嘘を見破るためになら、どんな罠だって仕掛けるものですよ。
男の愛情が確固たるものであるという自信があるうちはまだしも、長く一緒にいたりすると、女はいつも男の愛情が自分にあるかどうか、確認したいと思うし、その愛情が確かかどうか確かめる為に平気で罠を仕掛けたりするものだと思います(たまに、それは無意識に・・・だったりもするが・・・)
アルマは、自分を裏切っていると思われるイニスに対し、最高にひどい仕返しをしたのだと思います。
Posted by xiumei at 2006年04月22日 11:54
xiumeiさん、こんにちは。

なるほど、あのエピソードは観る人によって、また違った印象を受けるんですね。

確かに、アルマはイニスとジャックの仲を知っているわけですし、罠を仕掛けた、というふうにもとれると思います。うーん、私はそこまでは読みとれませんでした…。

この作品の魅力は、観る人によって、それこそ何百通りにも解釈できる点にある、と思ってます。どれが正しい、というのではなく、その人にとっての、かけがえのない、『ブロークバック・マウンテン』が、観た人の数だけ存在するのはないでしょうか。
Posted by ラフ at 2006年04月24日 17:43
初めまして。ラフさん。
昨日4回目のBBM登山を済ませた者です。

私は『アルマのあの釣竿にメッセージ』のエピソード初回に観た時、なんてイニスは傲慢な男なのと腹立たしくなったものでした。
しかし、回を重ねて思ったのは、自分が人に知られたくない、自分でも恥部と思っている事を面と向かって激しく罵られた時、その秘密が辛ければ辛いほど、動揺して、イニスのように不器用な男は、たとえ暴力によってでも、その口を塞ぎたくなるのだろうなぁって。
イニスはホントに少しの事にでも過剰に反応して、可哀そうで切なかったですし。
…って私の感覚は観た人のなかの一つの解釈です。ラフさんの仰るとおり、どう解釈してもいいのですよね。
想像力一杯の解釈をいろいろ聞きたくなるそんな映画も私には初めてで、ホントに魅力的な映画です。
一人が見た回数でもどんどん解釈が変わりますし、観れば観るほど味わいも微妙に変わりますし。
Posted by aki at 2006年05月24日 23:18
akiさん、こんにちは。

私も再登山にチャレンジしたかったのですが、残念ながら日程がとれず。もう一度観たかったのですが…。

正直このブログでは映画の記事はそれほど多くはないのですが、こんなにコメントをいただいた映画は初めてでした。そして、「いろいろな人に話したい、感想を聞きたい」という、この作品に、ブログという表現媒体はピッタリだった、のだと思います。

この作品は、「好き・嫌い・よかった・悪かった・おもしろい・おもしろくない」といった、従来の物差しでは測れない作品だと感じています。自分と違う解釈を見聞きすることが、これほど心地よい、苦痛にならない作品は初めてでした。

釣り竿のエピソードでも、自分が考えもしなかった解釈、考えを知ることが出来たのは、ブログのおかげです。akiさんのコメントを読んで、またもや「なるほど」と、感心することしきり。ホント、観た人それぞれの解釈があるのだと思います。
Posted by ラフ at 2006年05月25日 00:19
>でも、やるせないというか、切ないというか。
という部分、僕も本当にそういう印象です。
同じ男性でそういう風に思われた方って少数派のような気がしたので、コメントしました。
TBさせてくださいね。
Posted by ヒロ吉 at 2006年06月08日 10:26
ヒロ吉さん、こんにちは。

この作品は、ホント、一言では言い表せない作品です。私はもう1度映画館で観たかったのですが、残念ながら諸般の事情でかなわず。DVDでもう一度観たいと思っています。
Posted by ラフ at 2006年06月09日 14:54
ラフさん、こんにちは。

「ブロークバック」のDVDですが、9月22日にリリースが決まりましたね。
特典映像はリー監督の来日時の会見、インタビューくらいですが楽しみです。ラフさんの感想も♪(しつこくてごめんなさい)

http://www.geneon-ent.co.jp/movie/topics/brokebackm_c.html
Posted by びあんこ at 2006年07月02日 08:03
びあんこさん、こんにちは。お久しぶりです。

おぉ、情報感謝です。その日までにホームシアターの設置をしておかなくては。現在は段ボール山積みに埋もれてしまっているので(笑)。

観たら感想書きますね。(^^
Posted by ラフ at 2006年07月03日 11:56
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Tracked: 2006-04-08 10:07

ブロークバック・マウンテン・・・・・評価額1600円
Excerpt: 「BROKEBACK MOUNTAIN」とは、直訳すれば「壊れ背の山」。ワイオミングにはスキーや山歩きをしに何度も行った事があるが、この地名は記憶に無い。映画から想像するに、ロッキー山脈かテ??
Weblog: ノラネコの呑んで観るシネマ
Tracked: 2006-04-09 01:03

「ブロークバック・マウンテン」やっとみた。
Excerpt: 「クラッシュ」同様、アカデミー賞がらみによって、やっと上映されることになった作品。”男同士の友情もの”が大好きな私だけど、さすがに一線を越えたカタチに対してどう表現して良いものやら少々戸惑っている感...
Weblog: たいむのひとりごと
Tracked: 2006-04-11 20:57

ブロークバック・マウンテン(05・米)
Excerpt: 「1列目と2列目しか空いてません。」到着したのは10分前くらい…だったんだけど、山形で上映1週間がたち、さすが日曜日。混んでました。ということで、「白バラの祈り」の時のような1列目は免れましたが、2列...
Weblog: no movie no life
Tracked: 2006-04-11 21:32

映画館「ブロークバック・マウンテン」
Excerpt: 先週末から、地元のシネコンでも上映になったので観ることができました!カウボーイの同性愛を扱った作品ということで、話題になりましたねぇ。ゲイを扱った作品は、今までにも沢山ありましたが、今までのものとはチ...
Weblog: ☆ 163の映画の感想 ☆
Tracked: 2006-04-11 23:43

ブロークバック・マウンテン−(映画:今年50本目)−
Excerpt: 監督:アン・リー出演:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ評価:50点(100点満点)公式サイト(ネタバレあります)「ああ、なんて・・・・・・・・・・気持...
Weblog: デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)
Tracked: 2006-04-14 22:46

ブロークバック・マウンテン
Excerpt: ブロークバック・マウンテン2006/03/04公開監督:アン・リー ヒース・レジャージェイク・ギレンホールミシェル・ウィリアムズアン・ハサウェイ2005年映画賞レースで様々な賞を取り、また上映禁止地区...
Weblog: お熱いのがお好き
Tracked: 2006-04-17 15:44

ブロークバック・マウンテン
Excerpt: ブロークバック・マウンテン 原題:BROKEBACK MOUNTAIN 2005年出稼ぎに来た先で偶然出逢った、イニスとジャック。彼らはブロークバック・マウンテンでの共同生活の中でしだいに親しくなる。...
Weblog: 真っ赤なメガネの言うことには
Tracked: 2006-04-18 00:39

『BROKEBACK MOUNTAIN』
Excerpt: 『BROKEBACK MAUNTAIN ブロークバック・マウンテン』を観て参りましたストーリー・・・ワイオミング州ブロークバック・マウンテンで、羊の放牧をしながら、ひと夏を過ごすことになったジャックと...
Weblog: BEAUX JOURS
Tracked: 2006-04-23 23:03

インサイド・マン@ブロークバック・マウンテン
Excerpt: 逆『セカチュー』である。よろめき西部劇である。
Weblog: 憔悴報告
Tracked: 2006-04-24 10:16

ブロークバック・マウンテン
Excerpt: 本年度映画鑑賞100本目(うち、劇場観賞50本目)。間違いなく、本年度ベスト3に入るだろう映画だ。それどころか多くの人が長い間忘れられない映画の1本に数えるだろう。あの放牧中の羊の群れ。凄い数。アリの...
Weblog: 八ちゃんの日常空間
Tracked: 2006-04-25 08:39

『ブロークバック・マウンテン』★★★★・
Excerpt: 公式サイト制作年度/国;'05/米ジャンル;ワイズポリシー 上映時間;134分 配給;WB 指定:PG−12監督;アン・リー出演;ヒース・レジャー/ジェイク・ギレンホール/ミシェル・ウィリアムズ/アン...
Weblog: ヘーゼル・ナッツ☆シネマ カフェ
Tracked: 2006-04-27 06:47

「ブロークバック・マウンテン」人を愛することの幸せと残酷さを知る
Excerpt: 「ブロークバック・マウンテン」★★★★ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール主演アン・リー監督、2005年アメリカ大自然を前にしても人の心は開放されない。人生は思うようにならないもの、ならばやはり人...
Weblog: soramove
Tracked: 2006-05-04 23:24

映画「ブロークバック・マウンテン」
Excerpt: 映画「ブロークバック・マウンテン」を観ました。
Weblog: 手記 Journal:Magic Mushroom's Weblog
Tracked: 2006-05-06 00:02

ブロークバックマウンテンを観て
Excerpt: 女性と結婚をしたゲイはこの映画をどのよう見るのだろうか。 耐えられるだろうか・・・ 俺にとっては最悪の人生の選択の結果をみせられているようで、辛さでいっぱいになった。 ちょっと間違えば、俺自身だってそ...
Weblog: ゲイリーマンのカミングアウト的思考
Tracked: 2006-05-12 00:00

せつなさの最上級 [映画:Brokeback Mountain]
Excerpt: イタリア語に triste という単語がある。悲しいとか寂しいとか切ないとか、そういう意味の言葉だ。その最上級、tristissimo というのが一番良く似合う、そういう印象だった。ブロークバック・マ...
Weblog: オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ
Tracked: 2006-06-08 10:26

『ブロークバック・マウンテン』
Excerpt: [Brokeback Mountain] 原作:E・アニー・プルー、監督:アン・リー 主演:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール at 武蔵野興業館(新宿) アカデミー作品賞受賞最有力候補と言わ...
Weblog: 雪月風花抄 ~Art Blog
Tracked: 2006-06-13 14:38

真・映画日記『ブロークバック・マウンテン』他1本
Excerpt: 朝5時過ぎ、クラブイベント「Sound Cafe」終了後、近くの「Denny's」で朝食兼打ち上げ。朝メニューでなく通常のものだったのでハヤシオムライスを注文。魅惑のクニオ♂氏と「Cheap Thri...
Weblog: CHEAP THRILL
Tracked: 2006-09-16 00:03

【洋画】ブロークバック・マウンテン
Excerpt: A+  面白いA     ↑A−B+B    普通B−C+C     ↓C−  つまらない『評価』 B+(演技4/演出3/脚本3/撮影4/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役3/魅力2/テンポ3/合計...
Weblog: ハサウェイのシネマ!シネマ!シネマ!
Tracked: 2006-09-29 13:10

ブロークバック・マウンテン
Excerpt: オスカー確実と言われて、「クラッシュ 」にさらわれた作品。「クラッシュ 」は好きな作品ではなかったのでこの作品を早く観たいと思ってました。DVDで鑑賞。1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウン...
Weblog: 映画、言いたい放題!
Tracked: 2006-11-28 04:53

映画「ブロークバック・マウンテン」
Excerpt: DVDで観ました。「グリーン・デスティニー」「ハルク」のアン・リー監督作品。ワイオミング州ブロークバック・マウンテンの雄大な風景をバックに綴る、2人のカウボーイの20年にわたる秘められた禁断の愛の物語...
Weblog: しょうちゃんの映画ブログ
Tracked: 2006-11-29 00:09

NO.179「ブロークバックマウンテン」(アメリカ/アン・リー監督)
Excerpt: 都市で「ジェンダー革命」が進んでいたときも、西部では秘匿された「対幻想」としてあった。ゲイやレスビアンの思想を辿ってみれば、旧約聖書のダビデとヨナタンの関係にまで遡る。このダビデに関する崇拝は、ルネサ...
Weblog: サーカスな日々
Tracked: 2006-12-11 10:15

『ブロークバック・マウンテン』を観たぞ〜!
Excerpt: 『ブロークバック・マウンテン』を観ましたピュリッツァー賞を受賞した同名短編を基に、ふたりのカウボーイの20年にわたる秘められた禁断の愛の行く末を、雄大な風景をバックに叙情豊かに描いたドラマですちなみに...
Weblog: おきらく楽天 映画生活
Tracked: 2009-02-28 01:32